コノフラット195Fの使い方(ダートアクション)

ついに発売となりましたコノフラット195F。全国各地からすでに釣果報告が入ってきているようです。

 

非常にポテンシャルが高いルアーなので、日本全国でどのような使われ方をするのか非常に楽しみではあるのですが、コノフラット195Fは基本的には東京湾のコノシロパターン向けのビッグベイトとして開発されています。

 

そこで今回は、東京湾コノシロパターンにおける、コノフラットの基本的なアクション法についてお伝えします。

まず最も多用する、最も基本的なアクションは、この動画の冒頭で行われているアクション、ジャーキングによるダートアクションです。まずはこのダートアクションが出来る様になって欲しいです。

ダートアクション

アクション方法は、トップウォーターのドッグウォークとほぼ同じです。チョンっとロッドを煽って糸フケを出して横にダートさせて、再度チョンっとロッドを煽って逆方向にダートさせる。この繰り返しです。

 

やった事がない方は正直最初は難しいと思います。トップウォーターのドッグウォークをやった事がない方は特に戸惑うかもしれません。でも大丈夫。コノフラットは他のジャークベイトに比べてダートしやすく設計されていますので、すぐ出来る様になります。

 

アクションのポイントとしてはまず、なるべく横にダートするように意識してほしいということです。手前に来ないように横です。横に横にダートするようなアクションをまずは心がけてみてください。またアクションのペースはなるべく一定に動かしてください。ダートの幅もダートするペースもなるべく一定に刻むとバイト率と、バイトに対するヒット率が上がります。

 

横に横にのダートを繰り返して、1キャストの中に2〜3回ほどストップを入れてください。ストップを入れた時にバイトしたり、チェイスしている距離が急に縮まったりします。浮上中にバイトが出る場合もありますし、しばらくぷかぷかと浮かしておいた時にバイトが出る場合もあります。コノフラットに限らずコノシロパターンの釣りにおいてストップは必須ですので、アクションの中に必ず織り交ぜる様にしてください。

 

このダート&ストップがコノフラットで、最も多用するアクションですので、まずはこのアクションを自分のやりやすいペースで先ずは良いので出来る様になってください。出来る様になったときからわかりやすくバイトが出る様になります。

ダート幅と深度の調整

続いてはアクションのバリエーションにチャレンジしてみてください。バリエーションとはダートの幅と深度の調整です。コノフラットはダート幅と深度を調整することができ、その日のシーバスのコンディションに合わせる事ができるルアーです。

 

調整方法としては、ダートの幅はジャークの強さ、深度はジャーク時に力を加える長さで調整する事ができます。

 

ダートの幅についはチョン!っとロッドを煽ってルアーに力を加える時のチョン!の強さで調整します。単純に強く力を加えるほど、ダート幅は大きく、弱いほどにダート幅は狭くなります。基本的にはまず強めにダートして、なるべくダート幅幅を大きくアクションさせるようにしましょう。それができたら小さい振り幅のダートです。

 

出しどころ、というかどういう時に大きくしたらいいか小さくしたらいいかという部分については、また違う機会でお伝えします。基本的には、強めのジャークで幅広ダートが基本で、小さいダートが効く時もあるという様な印象ですので、まずは強めに幅広ダートが出来る様になってください。

 

次に深度です。こちらは煽ってチョン!っと力を加えた時の力を加える長さで調整します。イメージで言うと糸が張ってルアーに力を加える際のチョン!の時にぐいっと下に押し込むイメージで力を加えると、コノフラットが潜りながらダートしていきます。表層でのバイトが魅力の一つであるコノフラットの釣りですが、やはり潜らせてダートさせる事ができるのもコノフラットにしかできないアクションですので、ぜひチャレンジしてみて欲しいです。先日の弊社アイランドクルーズの動画撮影時も、レンジを深く入れたダートのみ連発しました。

 

コノフラット195Fのアクションの基本はダートアクション!先ずはダートアクションを試してみてください!下でギランギランシーバスがチェイスしてくる姿や、迫力のバイト、ストップした時に下から生えてくる様なバイトなど、興奮の釣りが楽しめること間違いなしです!