OCTOPUS LIGHT 175EGI & OCTOPUS LIGHT 54R で東京湾エギタコ

2019年は空前絶後のタコフィーバーに沸く東京湾。めっちゃすごいタコと人の量です。

 

一時は1時間もやれば4人で50杯くらい釣れるのが当たり前なんていう時もありましたが、だいぶ最近は釣果も落ち着いてきた感じがします。とはいえまだまだ例年からしたら全然釣れてる東京湾。数は少なくなりましたが、その分平均的なサイズは少し上がって行ってます。

 

ということで、タコタックルをtailwalkさんから送って頂きました。

OCTOPUS LIGHT 175EGI

オクトパスライト 175EGI ブランクスロゴ写真
ジャジャーン!!ロッドはOCTOPUS LIGHT 175EGI!

 

OCTOPUS LIGHT 175EGIは、tailwalkから発売するエギタコ専用ロッドです。今年の東京湾ではテンヤよりも餌木の方の釣果が圧倒的で、お客さんにも餌木の用意をお願いしてます。やってみるとわかりますが、エギタコの釣りはロッドが命の釣りです。

 

オクトパスライト 175EGI グリップ写真

 

餌木をトントンと底で誘い続ける釣りなのですが、操作感というか、底から離れずに餌木がちゃんと跳ねて、跳ねてる最中にタコがしっかり乗ったことがわかる事がエギタコロッドに求められる性能です。タコを底からはがす為のパワーロッドのイメージがあるかもしれませんが、竿先には実は繊細さが求められており、OCTOPUS LIGHTにはグラスティップが採用されて繊細な誘いが可能になっています。

 

あとグリップがタコ専用感抜群です。やはり脇に挟めないと疲れるし、タコを底から剥がして持ち上げるのに力が入らないです。

OCTOPUS LIGHT 54R

オクトパスライト54R 写真
リールはOCTOPUS LIGHT 54R!タコ専用リールなんて出てるのはテイルウォークだけではないでしょうか。

 

OCTOPUS LIGHT 54Rはタコ専用のリールで、パワーハンドル付きのローギアリールです。タコをロッドのパワーで底からはがした後はリールのパワーの出番です。糸が緩まないようにゴリ巻きするパワーがタコに使うリールには求められます。

 

使ってみると分かりますが、ハイギアはマジで疲れます。というか3キロ超えてくるとハイギアの小さいリールだと巻けなくなるほどタコの抵抗感はすごいものです。かといってポンピングするとエギからタコが落っこちますのでやはりローギアのリールでウィンチのように上げてくるしかありません。

 

OCTOPUS LIGHT 54はローギアでさらにパワーハンドルが標準でついてるので、力を入れやすくパワフルに巻けます。キャストする事も多い釣りなので、遠心ブレーキ付きなのもうれしい点です。

 

オクトパスライト54R スプールアップ写真

 

リールにはPE2号が200mあらかじめ巻いてあります。個人的にはもっと太くて全然良いかなと思う太さではありますが、リーダー結んでそのまま使えるなんて本当に楽チンですね。

OCTOPUS LIGHT 175EGI の実釣インプレ

実釣です。専用タックルってどれだけ変わるんだろうとワクワクです。

 

さぁ期待の一投目!…

 

あれ?何やってるんだかわからない(汗)

 

それもそのはずです。よく聞かれる質問の中に「オモリって何号ですか」という質問があります。これはロッドによって違って来ます。ロッドの硬さによってトントンをやりやすい重さというものがあるのです。それがあってないと、「あれ?」となります。

 

オクトパスライトセットで釣れたタコ

 

水深にもよりますが、オクトパスライトは15〜20号くらいのオモリが使いやすいです。トントンとリズムよく動かせて、さらに底を見失わない重さがそのくらいの重さです。ただこれ僕的にという注弱付きですので、よくわからないと感じたらどんどん重くしていってください。リズムが良くなると途端に釣れるようになります。

 

使ってみるとやはり専用ロッドならではの良さを感じます。まずグリップが長いこと。グリップが長いととにかく釣りが楽です。脇で挟めることはもちろんですが、肘の内側に当ててロッドを固定して片手で小突くこともできます。

 

グラスソリッドティップの硬さも絶妙です。エギを踊らせる反発力がありつつ、根を食い過ぎない硬さも備えています。ソリッドティップながら感度も抜群で、トントンと叩きながら底の硬さはもちろんタコの乗り具合まで鮮明に表現してくれます。

 

湧きダコサイズしか釣っていませんが、パワーは十分に感じます。底からタコを引き剥がしつつ、曲がり切らず適度なベンディングカーブを描いてくれるので、バラしづらい硬さに感じます。

OCTOPUS LIGHT 54Rの実釣インプレ

続いてはオクトパスライトのリールについてです。ライン付きのリールなので買ってそのまま使えて楽ちんというのはもちろんですが、実釣においての性能についても必要十分な性能でした。ちなみに東京湾ではそのまま使うのもアリですが、4〜6号程度に巻き直した方が安心だと感じました。

 

やはり特筆すべきはコンパクトなことです。簡単な釣りっで子供や女性の方でも楽しめるのがタコ釣りの良いところですが、正直言って楽な釣りではありません。やはり非力な方にとって小さくて軽いというのは何よりの性能です。この小ささならかなり手の小さい方でもパーミング出来ます。

 

このくらいのタコなら一切の抵抗をさせることなくウィンチのように上げてこれます。ローギアとパワーハンドルの恩恵です。遠心力ブレーキも付いているので、キャストをするような状況でも対応ができます。まさしくタコ専用リールです。

 

ただ一つ気になったことといえば、パワーハンドルについてです。非常に少ない需要かと思いますが、僕のように操船をしながら片手で釣りをする方は、パワーハンドルよりもダブルハンドルの方が、ハンドルを見ないで手の感覚で見つけやすいです。

 

やってみると分かりますが、ダブルハンドルだから手にハンドルが当たってハンドルの位置が分かってたんだなということに気付きます。パワーハンドルだと、ハンドルがどこだかわからなくなってしまうのです。釣船に乗って釣りをする方はパワーハンドルで全く問題ありません。

 

空前のタコフィーバーを専用タックルで攻略しましょう。一回買えば一生タコ釣りが楽しめますよ!