すっかり春めいてきた東京湾では、メバルがシーズン本番を迎えつつあります!釣れるレンジが上がってきて、明るいところではボイルが頻発している場所も出てきました!
そんなボイルポイントでは、気持ちの上ではシンペンやトップウォーターなどを投げてバリバリ釣りたいところです。ところが見た目の雰囲気の良さとは裏腹にプラグに反応が乏しい場面も多々あります。
そんな時はモビーの出番!個人的にモビーは表層に近いレンジにいるけど、プラグのレンジよりはちょいと下くらいが得意のルアーです。
この日もそんな感じの日でした。ポンポンボイルしてる割には、プラグには中々食わない。という事でモビー投入です!2gスナイプヘッドにセットして着水後すぐ巻き始めます!

プラグには無反応だったのにアタリが出始めます!カラーはS504 イワシっこ!
写りがイマイチの写真ですが、モビーのセット方法を見てください!写真のように頭の部分を折り曲げてセットするんですよ!こうすることで曲がった部分がリップの役割を果たして、ミノーともバイブレーションともいえない新しいアクションを生み出します!

ジグヘッドワームで表層を引くときって、シンペンなどのレンジに比べてどうしても下引くことになります。特にボートメバルではキャスティングの都合上2gくらいのそこそこ重めのジグヘッドを使用するので、表層を引いてる意識でもプラグよりはだいぶ下です。
普通のワームならプラグに比べて泳いでるレンジはだいぶ下になってしまうのですが、モビーはリップ部分の抵抗がすごいので、普通の抵抗感のないワームより少し浮いてくれてる気がします。だからプラグに近いレンジだけど少し下くらいの絶妙なレンジを攻略できているのが、モビーの釣れる理由じゃないかなと思います。

この日は、このポイント以外に反応が良くなかったので、釣れるうちは同じポイントで釣り続けてもらいました。そんな時に必要なのはやはりカラーローテーション。S508 レモンサイダーに変えてイワシっこで消えたメバルの反応が復活!
ワームのカラーってアタリカラーとかハズレカラーとかそういう使い分け方というか、見方もできるんですが、カラーは実は魚がスレた時の対策にもなります。特に魚はいっぱいその場所にいて、状況が変わらず、ただ単純に釣りすぎて魚がスレただけっていう場合は、カラーが変わるだけで魚が反応し出してくれることがあります。魚がスレて反応が悪くなってきたなと思ったらカラーチェンジを繰り返すことで、同じ場所で数を伸ばすことができますので是非試してみてください。

メバルのレンジが比較的表層に近い場所で食ってる場合や、表層で食ってるのにプラグに反応が悪い時、プラグのレンジの少し下を引きたいときにモビー非常におススメのワームです。え!?これワーム!?と衝撃を受けるくらいのバイブレーションが手に伝わってきて使っているだけでも面白いワームです。
タックルデータ
ロッド:LIGHT GAMER TZ 66UL
リール:1000番
ライン:2.5lbフロロ+ナイロン6lb