シーバスハイシーズンにおススメのリール【SPEAKY3000HGX】

前回はこのシーズン必要なロッドについてお伝えしました。

ついに来たハイシーズン!ボートシーバスハイシーズンにおススメのロッド2本!

今回はリールについてお伝えしたいと思います。まずはBOATGAMER SSD S73Mに合わせるスピニングリールから!!

 

スピニングリールはSPEAKY3000で決まりです。これはこのハイシーズンだからという訳ではなく、ボートシーバスでは僕は1年通してSPEAKY3000を使用します。

 

ボートシーバスというカテゴリーの釣りは、この3000番クラスのスピニングリールにとって最も過酷な釣りだと思います。キャスティング&リトリーブの釣りなので釣りをしている最中、常に負荷が掛かっている状態。しかも比較的魚が釣れる釣りなので、魚の引きの負荷がかかる機会が多く、しかも1~1.5号のPEラインで釣りをするので、ドラグ負荷もそこそこかけた状態でのファイトを日に幾度も繰り返します。海水にさらされ続け、これだけの負荷をリールに掛け続けられる釣りは3000番クラスの釣りでは他にないと思います。

 

その中でボートシーバスに適したスピニングリールに求められること。それは

 

①トラブルレス

②ドラグ性能

③リトリーブ感度

 

この3つです。

トラブルレス

まずはトラブルレスについて。結局のところ釣り道具はトレブルレスが一番。秀でた性能もあるに越したことはありませんが、何ならリールなんて存在感がないくらいが一番な気がします。釣り終わって片付けるときに、こいついい仕事してくれたなぁくらいに思うくらいの存在感が最高です。それってトラブルがなかったってことだと思うので。

 

投げる、巻く、釣る。この動作を滞りなくかつスムーズに、かつ長い期間遂行してくれるリールが、一番のリールだと思っています。SPEAKYはそんなリールです。先述した通りボートシーバスはスピニングリールにとって非常に過酷な環境です。そんな中でトラブルレスを実現するリールって本当に難しいことなんです。

 

遊びですからストレスフリーが一番。釣りという行為に集中出来るか出来ないかは結局トラブルがないことです。そして集中できれば釣果も伴うはず。具体性もなく抽象的な表現かもしれませんが、トラブルレスという部分は、テスト中非常にこだわった部分でもあります。

ドラグ性能

ドラグ性能は非常に優秀です。ムラのないスムーズなドラグの出で、もちろん急ストップや急発進もありません。防水ですので雨の日も安心、常に潮にさらされる船の上だってへっちゃらです。

 

ちなみに防水ドラグなんて今更当たり前くらいに思うかもしれませんが、防水じゃない時代のドラグを使ったことがある方には、防水ってどれだけありがたい機能かわかるはず。(あとは低温でも効くアンチリバース)当たり前があるって重要なんです。水が入ったドラグってヤバいですから。

 

ドラグは粘りっ気のあるフィーリングのドラグ感です。常に魚にテンションを掛けつつ、魚が引いたらスムーズにちゃんと出てくれる。ドラグの出だしと止まりかけの時のテンションのかかり方に粘りを感じます。

 

シーバスは決して早い魚ではありません。しかし80を超えるサイズとなると、ゴン…ゴン…という特有のストロークの大きいトルクのある引きをします。この引き方は必ずテンションが抜ける瞬間が出来てしまう引き方で、竿の弾力とドラグの粘りでテンションをかけ続けて、バラシを防がなくてはいけません。また急に走った時のライン切れと身切れも防がなくてはいけないので、実は粘り気のあるドラグ性能はランカーシーズンに必須の性能です。

リトリーブ感度

リトリーブ感度というと語弊があるかもしれません。こういうと最近は、魚が追ってくるのがわかるとか、潮の動きを感じられるとかなってしまうのですが、ぶっちゃけそうではありません(笑)

ちょっと話しがそれますが、そういうのってリールの性能ではなく、ロッド、ラインに加えてルアーまでセットで使い込んでからこそ感じられる違和感の部分で、リールだけ変えたってわかるもんじゃありません。僕はそう思ってます。もちろんそういう意味でいえばスピーキーも使い込めばわかるようになります。

 

じゃあここでいうリトリーブ感度って何なのかというと、ロッドが捉えた振動の邪魔をリールがしないという事です。特にバイブレーションの釣りにおいてです。

 

バイブレーションの釣りは、投げた先でどのようにルアーが動いているかを振動で判断します。もちろんリールのハンドルで感じる部分もありますが、大部分はロッドで捉えているはずです。そのロッドの振動を、3Dアルミマシンカットのドライブギアを採用しているスピーキーは、スムーズな回転でリールのギアノイズがロッドの感度の邪魔をしません。ロッドが捉えた振動をそのまま手で感じることが出来ます。ちなみにこの2万円前後の価格で3Dアルミマシンカットのドライブギアを採用しているリールはスピーキーだけです。

 

スムーズかつ、ノイズの少ない巻き心地で感度が向上する、しかも精度が高いので摩耗も少なく強靭。3Dアルミマシンカットのドライブギアのメリットは様々ありますが、ボートシーバスにおいては、バイブレーションの釣りの感度の向上。これが挙げられます。

最後に

リールの値段と性能が比例の関係であることは間違いありません。ですので高いリールの方が良いに決まってます。そして各社しのぎを削っている2万円前後のミドルクラスの小型スピニングリール戦線ですので、正直他メーカーの商品でダメだと思うものもありません。

 

その中で、今回はスピーキーの特徴と良さをお伝えしてみました。ハイシーズンに限らずボートシーバスにおススメのスピニングリール、tailwalkのスピーキー!気になった方は是非一次試してみてください!