飛距離が欲しい時にSSD MEBARING 73UL/SL

普段メバル釣りには

ワームもプラグもtailwalkのライトゲーマーTZ S66ULを使用しています。ライトゲーマーTZは非常に高感度で、短いレングスで取り回しが良くボートメバルにはこれ以上のロッドはないと思えるほどのモデルです。

 

今回久しぶりに

以前使っていた、SSD MEBARING 73UL/SLを使ってメバル釣りをしてみました。3年ぶりくらいかなぁ。tailwalkさんのHPに出てるので一応まだ現行なのかな?と思います。

 

3年も経てばその時と釣りも違えば、ロッドに関する考え方も違うはずです。これはメバルに限らずですが、たまにいつものやつではない道具で釣りをすることで気付くこともあると思い、使ってみたりします。今回もやはり気づくことは大いにありました。

 

 

以前SSD MEBARING 73UL/SLを使っていた時は、正直ボートメバルには少し長くて取り回しが不便だと感じていました。ボートではサイドキャストやバックハンド、さらにはピッチングでキャストする事が多いです。長いロッドは他の人の安全を考えるとオーバーヘッドから投げるのみになってしまう為、不便を感じることが多かったです。

 

上から投げるのも、フルキャストで投げるような場所なら長さを活かせるのですが、近い場所だとどうにもキャストが中途半端になりライントラブルをしたり、コントロールが効かなくなってしまったりと、ボートだとキャスト時にストレスを感じてしまうという印象のロッドでした。

 

ただし、メバルのバイトを乗せる追従性は抜群で、バイトを弾くなんてことはないんじゃないかと思うほど、出たバイトはしっかりと乗せてくれるロッドです。めちゃ小さいメバルのアタリもしっかり乗せてくれます。掛かった後も長いレングス全体が曲がってくれるので、バラシも非常に少ないです。

 

では、この73UL/SLはどのようにしてボートメバルで使うと活きるか、と考えるとまずはフルキャスト専用ロッド。長いレングスを活かして遠くまで飛ばすことが必要な場面での釣りに73UL/SLが活きてます。

 

近距離の釣りにおいては、ラインを細くすることでキャスト問題を解決できるという事に気付きました。今回はフロロの2lbを使用して釣りをしたのですが、2lbならピッチングのように振るだけで1.5gでもかなりの距離がスムーズに糸が出てきれいにキャストが決まります。コレで近距離キャストも問題ありません。

 

ちなみにアタリは、目感度重視。手で感じる感度よりもティップの先を見てアタリを取ります。リトリーブ中に手に来ないアタリも、ティップを見ているとツンっと入ったり、段々と曲がっていったりと、ティップにアタリが出るロッドです。目でアタリを見てスイープに合わせる感じで釣るのですが、ティップにしか出ないアタリを取れたときって結構感動してそれはそれで面白いです。

 

特に小さいメバルのアタリって手に来ないことも多いので、平均サイズがどうしても小さい場所や小さい日などはティップでアタリを取る73UL/SLが活きる場面かもしれません。

 

これから東京湾はメバルハイシーズン!いろいろ道具について考える時期かもしれませんが、参考にしてみください!