復活!冬のシーバスジギング入門!

ここ数年不成立が続いていた冬のシーバスジギング。でも今年は釣れてます!という事で今回は冬のシーバスジギングの釣り方をご紹介したいと思います。

シーバスジギングで使うメタルジグ

冬のシーバスジギングで使用するメタルジグは60gを中心に、40~80gくらいのウェイトを水深と潮の速さで使い分けます。

 

狙う水深は15~30m程度を狙います。

水深 ジグウェイト
15~20m 40 or 50g
20~30m 60g

大体このくらいの基準でメタルジグのウェイトを使い分けて、潮が早ければプラスαでウェイトを足していく感じです。

 

売っているジグは鉛のメタルジグがほとんどかと思いますが、鉛のメタルジグで基本的には大丈夫です。タングステン素材のものは、ベイトが小さくシルエットは小さくしたいけど水深が深い場所で重くしないと釣りにならない日や、スレ切っていて大きいジグでは口を使わない日など、平時ではない状況に対応するためのアイテムとしてタングステンジグは活躍します。

 

メタルジグの形状には大きく分けて、フロントバランス、センターバランス、リアバランスの3つの形状がありますが、シーバスジギングではリアバランスを主に使用します。5個メタルジグを買うとすれば4個はリアバランスで、残り1つがセンターかフロントバランスのジグくらいの割合で揃えると良いと思います。

 

カラーは潮色やポイントによりけりですが、スレた時や食いがしぶっている時などに違いが出る感じですので、通常の活性があれば赤金や緑金、ピンクシルバーにブルピンなどの定番カラーを押さえておけばカラーの差で釣果が出なくなってしまうという事は中々ありません。

 

よく間違われるのはメタル系なら何でもいいと思って、鉄板バイブやスピンテールで代用しようとする方です。鉄板バイブやスピンテールでは重くても40gで、底までつけるのにメタルジグより遅い為釣りが非常に非効率です。加えて潮が早い日は底に付いたかもわからず、釣りにならないどころか他の方のラインが絡んで、トラブルになってしまう為そういった意味でもおすすめできません。また、フォールでのアタリが多いこの釣りにおいて、フォールでアタリの出ない鉄板バイブ等は、これまた釣りが非効率ですので、冬のシーバスジギングでメタルジグ以外を使うメリットは全くありません。必ずメタルジグを揃えてください。

シーバスジギングのタックル

シーバスジギングでは、必ずベイトタックルを使用しましょう。スピニングタックルでも出来ない事はないのですが、シーバスジギングはフォール中にアタリが多く出る釣りです。フォール中のアタリを取ることが出来るのはベイトタックルのみですので、ベイトタックルの方が圧倒的に有利に釣りをすることが出来ます。ガイド中のお客様の釣果を見ていると、大げさではなくベイトタックルのお客様はスピニングタックルのお客様に比べて、軽く倍の釣果を出します。

 

ベイトタックルが使えないという方がたまにいらっしゃいますが、ジギングは基本落とすだけの釣りですのでキャスティングが出来なくてもベイトタックルは使用できるはずです。

僕のおすすめタックルは

ロッド:tailwalk SSD SPJ631

リール:tailwalk ELAN DG2

ライン:POWEREYE WX8 MARKED 1.2号 + フロロ25lb

 

こちらです。シーバスジギングには感度高め、硬さは柔らかめのジギングロッドがピッタリです。スローピッチジャークのSSD SPJは柔らかい柔軟性がありながらパリッとした感度も持ち合わせているので個人的には非常に好みなロッドです。

 

柔らかいロッドの方がバレが少ないことと、フォール中のアタリを巻きで合わせる際もティップで針を立てながらしっかりフッキングしてくれる事、また巻いてる最中のバイトもしっかり乗せられることから比較的柔らかいロッドが使いやすいと思います。

 

ジギングロッドでなくても、ベイトのキャスティングロッドであれば代用は可能ですが、必ず柔らかめのロッドにしてください。キャスティングのルアーのウェイト表記を見てビッグベイトロッドのようなガチガチのロッドを持ってこられる方がいらっしゃるのですが、バレるし重いしで非常に使いにくいことが多いです。60g程度のルアーを使用しますが、投げる訳ではなく落とすだけなのでLクラスのロッドでも十分に対応できるはずです。

 

リールはデジタルカウンター付きのリールの方が、アタリの出るレンジが明確なのでおススメです。ラインはストラクチャー周りで釣りをするので擦れて切られてしまったり、抜き上げ時に切れてしまったりと無用なトラブルを避けるために、ある程度太いラインを使用しましょう。おススメアイテムはマーカー付きPEになっていますが、デジタルカウンター付きリールでしたらマーカーは必用ありません。また感度優先でキャスティングするわけではないので、リーダーはフロロカーボンがおススメです。

シーバスジギングの釣り方

シーバスジギングのポイントはストラクチャー周りや、かけあがりなどです。この周りで釣りをします。

 

釣り方はまずストラクチャーの際にジグを落とす事、これが重要です。これはストラクチャーに追い込まれたベイトを演出する為です。ポイントにはシーバスもベイトも沢山います。その中でシーバスをルアーに反応させる為には、シーバスが食いたい!食える!と思えるような演出をしてあげないと反応してくれません。ストラクチャー際に落とすことで、自動的にストラクチャー際に追い込まれたベイトを演出する事が出来、ジグを見つけたシーバスのバイトを誘う事が出来ます。

 

巻きでもフォールでもバイトはありますが、基本は巻きで追わせてフォールで食わせる意識です。NGなアクションはジャークです。ジギングというとどうしてもビシバシシャクってしまう方がいらっしゃるのですが、シーバスジギングではジャークは基本禁物です。ゆったりと上げ下げするロッドアクションが良い時はありますが、ビシバシしゃくって良いことは僕の経験では一度もありません。基本は巻きの釣りです。リトリーブの速さの調節だけで誘います。

ミノーやバイブレーションをタダ巻きすると、チェイスしてきて足元まで追ってきてしまったという経験はありませんか?あれをジグで再現するイメージです。キャスティングの釣りでは口を使わせるアクションを入れないとタダ巻きだとバイトせずに足元まで追ってきてしまいますが、ジギングの場合は追わせたら、クラッチを切って落とせばシーバスにバイトさせることが出来ます。

 

シーバスがチェイスする巻きスピードを探すのが、この釣りの重要なところです。チェイスさせるのは遅巻きでも早巻きでも一定に巻きスピードを変えないように巻く方がチェイスしやすいです。ガチャガチャ動いちゃうと追うに追えません。

 

ちなみに冬は比較的少ないですが、夏はピックアップ時の水面バイトも非常に多い釣りです。これは水面に追い込んだ感がシーバスに出ている為と思われます。ですのでピックアップ時は良くルアーを見るようにしましょう。シーバスが追ってきてたら即クラッチを切ってフォールです。ほぼ100%バイトするケースです。

 

また潮の流れにも気を付けてください。ストラクチャーに吸い込まれるような潮の流れがある場合は、ストラクチャーの際にジグを落としてしまうと根がかりしてしまいます。また横に流れている場合、軽いジグを使ってしまうと横の方とおまつりしてしまいます。吸い込まれる潮の流れがある場合は、潮流れを計算に入れて、ストラクチャー際に落ちるような位置にジグを着水させましょう。また横に流れてしまう場合は、ジグの重さを重くして流れないようにするなどの対策をしてください。

バラさないために フックセッティング編

バイトさせることが出来れば、バイトした魚が高活性の群れを連れてきてくれるのでダブル、トリプルと次々と掛かることが多いのもシーバスジギングの特徴です。この時一番やってはいけないのはバラし。バラすとバレた魚に群れがついて行ってせっかく出てきてくれた群れが一気に消えてなくなってしまいます。

 

これを防ぐにはまずはフックセッティング。これは船のルール的なものもあるので、船長に一応確認をとってもらいたいのですが、パターンとしては3つ。

 

①リアのみツインのアシストフック

②フロントにシングルもしくはツインのアシストフックとリアにトレブル

③フロントとリアにシングルもしくはツインのアシスト

 

この三つです。基本的には①で大丈夫です。どうしても1匹を取りたい、バラしたくないという方は②か③をおススメします。リアのトレブルのみは確実にバラすのでやめてください。また、フォールの釣りがメインなので、フロントとリアどちらかと言えばリアにフックがあった方が掛かりやすいはずです。ちなみに①の利点はランディングしたあとにフックを外しやすいという点です。結果手返し良く釣りができるので、バラさないファイトが出来ればこちらのフックセッティングの方がメリットは大きいです。ケガもしずらいし外すのが非常に楽です。

 

僕はイチカワフィッシングのLIGHT & MICRO JIGGING ASSISTという小針のジギングフックを使用しています。

 

小さいフックは重量がないので、シーバスが捕食してジグを吸い込むと、フックが確実に吸い込まれて口周りに刺してくれます。2本のうち1本が刺さってなかったとしても、小さい針なら小さい力で刺さってくれるので、ファイト中に絡んで刺さってくれます。心配なのは強度面かもしれませんが、今まで70後半のシーバスや、ワラサクラスとファイトして伸ばされたことは一度もありません。

バラさないために フッキング編

次にフッキングです。リトリーブ中のバイトは、そのまま巻き続ければフッキングになるのでいいのですが、フォール中にバイトした場合のフッキングも巻きでフッキングして欲しいと思います。多くの方はフォール中にバイトすると竿でバシッとフッキングしようとします。一見良さそうに感じるこのフッキング、実はバラシの原因です。

 

フォール中に止まるバイトがあったら、まずはゴリ巻き。巻いて巻いて竿をまず曲げてください。この時ロッドは水平位置くらいをキープです。竿が曲がり切って魚の重さがしっかり竿に乗った時点で少しロッドを立てます。コレでフッキングは完了です。

 

巻かないでロッドをビシっと立てるアワセがなぜいけないかというと、ロッドを立ててしまうと当然ですが、その後ロッドを下げなくてはファイトが出来ません。その下げてる最中にテンションが抜けジグの重さでフックが抜けてしまうので、いきなりロッドでバシッと合わせるのはおススメできないのです。どうしても最初は慌てて竿で合わせがちですが、とにかくバイトがあったらグリグリ巻く事!これが重要です。

バラさないために ファイト編

フッキングが出来たら次はファイト。ファイト中はロッドを魚に対して90度くらいを保ちながら、自分の正面でファイトすることを心がけます。横に走ったら走った方向に自分の体の向きを変えてください。

 

この体の正面でファイトするというのは非常に重要な点で、ジギングのファイトはとにかく跳ねさせたらバレるので跳ねさせたくないんです。その跳ねのリスクを最小限にすることが出来るのが体の正面でファイトすることです。

 

体の正面でファイトして縦にロッドを上げてくることで跳ねを最小限にすることが出来ます。縦に引っ張ったら余計跳ねそうと思うかもしれませんが、魚は引っ張る方と逆に行きたがるので、縦に上げようとすると頑張って潜る方向へ引きます。これが横に引っ張ってしまうと、潜らず水面近くを横に泳いでしまう為、すぐ跳ねてバレてしまいます。ですので最初から最後までなるべく体の正面でファイトするように心がけてください。横に走るとお祭りしてしまったりもしますので。

 

ひとまずザザッと書いてみました!久しぶりに冬シーバスジギング楽しめそうなので、やったことがない方は是非チャレンジしてみてください!!いっぱい釣れる楽しい釣りですよ!!