現在アイランドクルーズで目下調査中の釣り、チ二ング
チ二ングとはフリーリグなどを使用してワームでボトムを攻める釣りで、クロダイやキビレなどのチヌ類を狙う釣りです。本命はキビレですね

まだまだ開拓中の釣りで船長だけで調査釣行へ行くことが多いのですが、今のところですが調査釣行でボウズというのは一度もありません。アタリだけなら相当数ある釣りで、近場で数が釣れる非常に魅力的な釣りだと感じています。また、チ二ングで釣れるチヌ類は総じてサイズがいいことが特徴の一つでもあります。
1シーズン通してこの釣りをしたことがないので何とも言えませんが、基本的にはこれから暑くなるにつれてハイシーズンを迎える釣りなので、単純に今の時点での釣果を上回る釣果をこれからあげれるとすると、かなり楽しい釣りになると思います。
チ二ングに使うロッドは?①ライトゲーマーTZ 77L
タックルも試行錯誤している最中です。

使うルアー、シンカーのウェイト、ラインの太さは大体以下の物を使用しています。
ルアー:フリーリグ 10gのナス型オモリ + 3インチ前後のワーム
ライン:PE0.6号 + フロロ12lb
チ二ングをやり始めた当初は、ライトラインでの使用を考えてライトゲーマーTZ 77Lから始めました。高弾性素材を使用したブランクスで非常に感度が良く、着底や底の感じもはっきり感じることからチ二ングで使用するには非常に使いやすいモデルだと感じていました。
しかし、しばらく使用した結果、個人的には少し柔らかすぎるかなぁという印象に変わっていきます。現在チ二ングのメインのアクションはボトムパンピング。って言うとボトムトントンのイメージになっちゃうと思うんですが、そうではなく結構高く跳ねさせるアクションがメインになります。
チ二ングをはじめた当初は高く跳ね上げるアクションという発想がなく、トントン、ツンツンとボトムを小突いたり、シェイクしたりというアクションがメインのアクションでした。そのアクションをするなら柔らかいロッドの方が繊細に、かつ移動距離を少なく動かせることが出来ると思っていたので、ライトゲーマーTZ 77Lが使いやすいと感じていました。
ただもっと高く跳ねさせるアクションが必要であるという事と、柔らかさゆえに少し根にスタックし過ぎる気がしたことで、もう少し硬いロッドの必要性を感じるようになりました。チニングは結構根だったり、ゴロタだったりとゴツゴツした根回りも攻める釣りです。その為、柔らかいロッドは根を喰ってしまって根がかりが多くなってしまうので硬いロッドの必要性を感じました。

平場の砂地などのロケーションでのズル引きなどでは、アタリを乗せる柔らかさが活きてくるシチュエーションもあると思います。その場合はライトゲーマーTZ 77Lの柔らかさが活きてくると感じています。結局調査中だし、色々テスト中なので、考え方はドンドン変わっていくかもしれませんね。とりあえず現状思っていることを綴ってます(^^;)
ライトゲーマーTZ 77Lより少し硬めのロッドと言えば、 落とし込みでのクロダイ釣り専用ロッドBOATGAMER SSD S76BLACK & FLATです。このS76BLACK & FLATは以前tailwalkから発売していた、ボートシーバスシリーズ『エンチャーン』の中にS76KUROというモデルがあったのですが、このモデルの後継機種にあたります。
S76KUROももちろん落とし込みクロダイ釣りの専用ロッドなのですが、このS76KUROをライト化して、ライトゲームに使いやすいようにチューニングしたのがライトゲーマーTZ 77Lなのです。(と、開発者の木村壮大さんから聞きました)という事で、ライトゲーマーTZ 77Lの硬い版のロッドと言うのはBOATGAMER SSD S76BLACK & FLATという事になります。
チ二ングに使うロッドは?②BOATGAMER SSD S76BLACK & FLAT

ライトゲーマーTZ 77Lで少し柔らかいと感じたため、しばらくしてBOATGAMER SSD S76BLACK & FLATを使うようになりました。やっぱりこれが非常に使いやすかったです。
ライトゲーマーTZ 77Lではルアーを跳ねさせるアクションが、ロッドが柔らかいが故にコントロールが難しかったのですが、適度な張りがあるのでコントロールが非常にしやすいと感じました。また、根回りでのアクションにおいても張りは非常に生きていて、不必要にスタックしないので無駄な根がかりも避けられます。
根がかりが避けれるって本当に重要な要素の一つです。根掛かりを取りに行くにしても、諦めて切るにしても時間がもったいないですし、基本的にはポイントを潰します。結び直すことで釣りをする時間も少なくなってしまうので良いことはありません。
BOATGAMER SSD S76BLACK & FLATはエンチャーンに比べてガイドが少し大きくなっていることが変更点の一つなのですが、その為キャストした時のラインの抜けの良さやフィーリングも非常に良くて、ストレスなく釣りができます。
ルアーのウェイト感もロッドにマッチしているのか、ガイドがらみもほとんど起きません。ちなみに落とし込み専用ロッドとして開発した為、ロッドのルアーウェイトの表記がMAX9gとなっていますが、全然もっと重いもの投げられるロッドです。マゴチの時は30gのジグヘッドまで投げてます。

ただ、チ二ングでいえば硬いといっても使うシンカーのウェイトでいえば14gくらいまでです。それ以上重くするとロッドに対するルアーが重すぎてしまって結局アクションさせる時にダルダルになってしまいます。ですので、投げれるからと言ってウェイトは14g以上重くしない方が良いと思います。
でもひとまずこのロッドがあればチニングOKです!落とし込み専用ロッドですので、落とし込みはもちろんチニングもバッチリイケちゃいます!もちろんフラットもイケますので、落とし込み専用ロッドと言いつつ結構マルチに使えるロッドに仕上がっているんだなぁと、このロッドの良さを再確認しました。
今回紹介した2本はもちろんですが、ボートシーバスロッドでもイケると思います!僕が感じたことを参考にタックル揃えてチニングチャレンジしましょう!お待ちしてます!!