ガイド船の船長を始めたい人へ。私の生い立ちアイランドクルーズに入るまで

ガイド船の船長を始めたい人へ。私の生い立ち黒歴史多重債務者編

ちなみにですが、長ーくなりすぎて迷子になりそうな状態ですが、このブログはガイドになりたい人の少しの参考になればと思い自分のダメ人生を例に挙げているブログです。僕のストーリーをつづっているだけで誰かの批判をしたりしたいわけではないし、僕可哀そうでしょというブログでもありません。また、馬鹿だなーこいつっていう意見もあるでしょうが、まずは最後まで読んでいただければ幸いです。

 

釣具屋さんから離れ、20万円の支払いもなくなり、ほどなくダブルワーク生活も終わりにします。そのまま昼間の仕事だけにすればよかったのかもしれませんが、環境を変えたかったので昼間の仕事も辞め転職しました。そりゃ借金早く返さなきゃなんですけど、もう色々無理な精神状態でした。

 

そしてここから、やっと自分の意思で動き始めます。釣りを仕事にする。それを実現するために色々調べ始めます。釣具屋さん、釣り船屋さん、釣り具メーカー、基本的にはこの3つが釣りを仕事にできる業種だと考えました。プロは今すぐお金にならないし無理なので選択肢から省きます。また、独立はお金がないし、スキルもないのでひとまず雇用してくれるところを探しました。

 

釣具屋さんはこの時点では印象悪くパス(笑)。釣り具メーカーは低学歴では入れないことがわかりパス。そうなると釣り船屋さんしか残りません。ただ自分としても現場に常々立っていたいという希望があり、元々釣り船屋さんが一番希望の職種でした。

 

つり幸でのシーバスジギング

 

雇ってくれるなら別に場所はどこでも良かった。北海道だって沖縄だって雇ってくれるなら行こうと考えていました。むしろ知らない土地に引っ越すことに楽しみさえ感じていたのですが、やはり人を雇ってくれるような釣り船屋さんは僕が調べた限り東京湾に集中していました。HP調べただけですけどね。

 

須江、中山丸でのシーバス

 

ここからついに東京湾に通うようになります。バスがメインという事もありましたが、なぜか東京湾の船には乗ったことがありませんでした。

 

乗合船に何回か乗って、次はチャーターボートです。友達が船橋に住んでて船橋で乗れる船って検索したら出てきたのがフレンドシップさんでした。

 

フレンドシップさんでの初出船

 

チャーターするためには人数が必要、その為に友達を集めてたってわけじゃないんですが、この頃は地元の友達と釣りに行く機会も増えました。やっと人に会えるようになったのです。時間に追われないで釣り行った後にご飯を食べたりできる、釣れても釣れなくてもゲラゲラしゃべりながら釣りができる。皆さんにとっては当たり前のことかもしれませんが、これがこの時はとても幸せに感じました。

 

ナイトウェーディングで釣れたシーバス

 

オカッパリもシーバスがメインになって来ます。もともとサーフや磯など外房で釣りは良くしていたのですが、これも東京湾内にはあまり行ってませんでした。この写真はWILD-1さんのウェーディングのイベントかな?そういうイベントも行きたくても行けなかったから行ってみたりしました。楽しかったなぁ。

 

釣り船屋に勤める、ほぼこれはこの時点で僕の中では決定でしたが、乗合船とガイド船どっちが僕がやりたい職業かと考えた時に、僕はガイド船だと思っていました。これ実は東京湾で船に乗る前からガイドという職業には憧れがありました。

 

釣りロマンのHPスクショ

確かこの番組じゃなかったかなー?ガイドがあそこ投げろってバーニーに釣り方教えてるシーンが確かあって、バーニーより釣り上手い人がいるんだ!!ガイドってスゲー!!って思ってました。浅はかですが憧れってそんなもんです。

 

調べるとシーバスガイドで人を雇ってくれると募集しているところがある!!2軒も!!そのうちの1軒が今僕の勤めるアイランドクルーズです。

 

須江地元友達と4人で4ヒットした集合写真

 

早速2軒とも乗りに行きました。1軒の方は乗合で1回、チャーターで1回、アイランドクルーズはチャーターで2回です。

 

もう一軒の方は、乗合の時に社長が船長で、チャーターの時は社員さんが船長でした。社長の時は90アップも釣らせてくれたし、とてもいい人だと感じたのですが、僕の友達がチャーターの時にあそこはもう2度と行かないと言い出したのです。僕はそんなこと感じなかったのですが、僕に対する態度が酷すぎると友達は言ってました。

 

続いてアイランドクルーズに乗ります。2回乗って2回とも船長はシゲさん。スゲー釣らせてもらいました。釣れたって言うのももちろんですが僕がとにかく感動したのは、小さなことかもしれませんがバックラッシュが直ってたこと。バックラッシュしてもういいやってロッドホルダーに置いておいたラインがいつの間にか直ってたんですね。シゲさんが直してくれてたんです。無茶苦茶感動しました。あーガイドの仕事ってこういう事なんだなって思いました。もしかしたらあそこでシゲさんがバックラッシュ直さなかったらアイランドクルーズに僕は居なかったかもしれません。シゲさんバックラッシュ直さなきゃよかったですね(笑)

 

もちろんシゲさんにはこの時勤めることを考えてるなんて言ってません。シゲさんはなんか怪しいやつだと感じてたみたいですが(ガイド船を他で始めるやつだと思ってたみたいです。そういうやついっぱいらしい)

 

時系列的には

 

他船乗合→アイランドクルーズ→他船チャーター→アイランドクルーズ

 

確かそういう流れなのですが、最後のチャーターの前にどっち行く?と決めてた時に僕の友達が『茶髪のにーちゃんのところがいい』と言い出したのです。シゲさんのことですね(笑)

 

友達が感じたことは間違いないと思いました。バックラッシュの件もありますし、やっぱりサービス業をアイランドクルーズからは感じたんです。そういう事を僕はしたかった。無神経無頓着で有名な僕ですが(笑)

 

社長がすごい社長がいい人なのはある意味当たり前かなと。でも自分が勤める時になるのは社員です。つまり勤めた時にどっちの社員のようになりたいかと失礼ながら秤にかけた時に、僕はシゲさんみたいになりたかった。そう思いました。

 

という事で、第一希望はアイランドクルーズ!!決まりました!!

 

須江、遠藤社長と初めて会う前の新橋風景

 

これたぶん遠藤さんと初めて会うときの直前の写真。当時僕の勤め先が新橋から近かったものですから新橋まで遠藤さんが来てくれて会って話をしました。消した覚えはないと言ってましたが、僕が見たのはLINE@というLINEのページの中にたしか船長募集というページがあって、それを見て電話しました。そこには28歳までと書いてあったのですが、30なんですけどダメですか?と(笑)そしたらとりあえず話だけ聞こうかと会ってくれることになったのです。ちなみに遠藤さんとはこの時初対面です。

 

よく言われることで違う部分は、まずアイランドクルーズの船長とはだれとも知り合いではありません。ですので入社は知り合いのつてという訳ではありません。また乗船している時にスカウトされたわけでもありません。当たり前ですが一応ね(笑)単純に募集のページを見て電話しただけです。

 

『連休から週末だけ来てみる?』会ったのは4月の末くらい。GWから通い始めました。そう考えるともしかしたら雇ってもらえませんかって電話したの5年前の今日くらいなんじゃないかな?そう考えると感慨深いですね。

 

ついに僕のアイランドクルーズ生活が始まります!!長かったですね。すいません。

 

続く